miumikumiu's blog

大学病院院内SEの覚書やら日々雑記、診療報酬解釈等々

特定医療法人制度


特定医療法人とは・・・財団または持ち分の定めない社団の医療法人であって、その事業が医療の復旧及び・・・

特定医療法人として認定された場合法人税25.5%から19%へ軽減税率が適応
役員等の構成に一定の制限あり。

収入金、特別の療養環境に係る病床数、給与に一定の縛りあり。
救急告示病院であること。

厚労省ページ抜粋)

救急告示病院についてですが、
救急医療について相当の知識及び経験を有する医師が常時診療に従事していること。
X線装置、心電計、輸血及び輸液のための設備その他救急医療を行うために必要な施設及び設備を有すること。
救急隊による傷病者の搬送に容易な場所に所在し、かつ傷病者の搬入に適した構造設備を有すること。
救急医療を要する傷病者のための専用病床又は当該傷病者のために優先的に使用される病床を有すること。


さて、救急告示病院の現状についてですが。
いろいろ調べたところによると、この4つの条件をすべて満たしている病院は、3次救急の救命救急センターでギリギリらしいです。
今の時代はどうなのかわかりませんが、たしかに、病床を常に開けておき、減収を覚悟しながら、常時救急対応の医師を配置。
救急医療が必要な世の中を望むという医療の考え方ではなんだか矛盾しているような感じです。

しかしながら、そうは言っても救急施設は必要であるが、なかなか地域ごとにまんべんなく救急施設も有るわけでなく、厳しい条件を作ってしまえば、救急体制は崩壊してしまいます。
そうなってくると、救急指定の条件は、ある程度緩く認定し、なんとなくでもいいから救急の受け入れを行ってほしい。となるのではないでしょうか。

わかります。わかりますよ。救急車でたらい回しにされた挙句一命を取りとめられなかった。
救急で対応した医師の技術が不十分であった。
こんな理不尽な話があっていいわけがありません。

私達が必要であれば有るほど、質は下がり、質を求める。
こんな矛盾が様々なところで起こっているのですね。

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