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大学病院院内SEの覚書やら日々雑記、診療報酬解釈等々

紹介状なしの大病院受診時の定額負担の導入

【Ⅰ-5(医療機能の分化・強化/外来医療の機能分化)-①】

紹介状なしの大病院受診時の定額負担の導入

骨子【Ⅰ-5(1)】

第1基本的な考え方

「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律」の施行に伴い、保険医療機関相互間の機能の分担及び業務の連携の更なる推進のため、一定規模以上の保険医療機関について、定額の徴収を責務とする。

第2具体的な内容

1.「保険医療機関及び保険医療養担当規則」等を改正し、特定機能病院及び一般病床500床以上の地域医療支援病院については、現行の選定療養に加え、定額の徴収を責務とする。

2.定額負担は、徴収する金額の最低金額として設定するとともに、初診については5,000円(歯科は3,000円)、再診については2,500円(歯科は1,500円)とする。

3.現行制度と同様に、緊急その他やむを得ない事情がある場合については、定額負担を求めないこととする。その他、定額負担を求めなくて良い場合を定める。

[緊急その他やむを得ない事情がある場合]

救急の患者、公費負担医療の対象患者、無料低額診療事業の対象患者、HIV感染者

[その他、定額負担を求めなくて良い場合]

(1) 自施設の他の診療科を受診中の患者

(2) 医科と歯科の間で院内紹介した患者

(3) 特定健診、がん検診等の結果により精密検査の指示があった患者

(4) 救急医療事業、周産期事業等における休日夜間受診患者

(5) 外来受診後そのまま入院となった患者

(6) 地域に他に当該診療科を標榜する診療所等がなく、大病院が外来診療を実質的に担っているような診療科を受診する患者

(7) 治験協力者である患者

(8) 災害により被害を受けた患者

(9) 労働災害、公務災害、交通事故、自費診療の患者

(10) その他、保険医療機関が当該保険医療機関を直接受診する必要性を特に認めた患者

4.自治体による条例制定が必要な公的医療機関については、条例を制定するまでの期間を考慮し、6か月間の経過措置を設ける。