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大学病院院内SEの覚書やら日々雑記、診療報酬解釈等々

回復期リハビリテーション病棟における アウトカムの評価

【Ⅱ-3(患者の視点等/リハビリテーションの推進)-①】
回復期リハビリテーション病棟における
アウトカムの評価
骨子【Ⅱ-3(1)】
第1 基本的な考え方
回復期リハビリテーション病棟において、アウトカムの評価を行い、
一定の水準に達しない保険医療機関については、疾患別リハビリテーシ
ョン料の評価を見直す。
第2 具体的な内容
1.回復期リハビリテーション病棟を有する保険医療機関について、当該
病棟におけるリハビリテーションの実績が一定の水準に達しない保険医
療機関については、回復期リハビリテーション病棟入院料を算定する患
者に対して1日に6単位を超えて提供される疾患別リハビリテーション
料を、回復期リハビリテーション病棟入院料に包括する。

現 行改定案
 【回復期リハビリテーション病棟入 院料】 診療に係る費用(注2、注3及び 注5に規定する加算、当該患者に対 して行った第2章第2部在宅医療、 第7部リハビリテーションの費用、 第2節に規定する臨床研修病院入 院診療加算、医師事務作業補助体制 加算(一般病棟に限る。)、地域加算、 離島加算、医療安全対策加算、感染 防止対策加算、患者サポート体制充実加算、救急搬送患者地域連携受入 加算(一般病棟に限る。)並びにデ ータ提出加算、区分番号B005-3に 掲げる地域連携診療計画退院時指 導料(Ⅰ)、区分番号J038に掲げる人 工腎臓並びに除外薬剤・注射薬の費 用を除く。)は、回復期リハビリテ ーション病棟入院料に含まれるも のとする。  【回復期リハビリテーション病棟入 院料】 診療に係る費用(注2、注3及び 注5に規定する加算、当該患者に対 して行った第2章第2部在宅医療、 第7部リハビリテーションの費用 (別に厚生労働大臣が定めるもの を除く。)、第2節に規定する臨床研 修病院入院診療加算、医師事務作業 補助体制加算(一般病棟に限る。)、 地域加算、離島加算、医療安全対策加算、感染防止対策加算、患者サポ ート体制充実加算、救急搬送患者地 域連携受入加算(一般病棟に限る。) 並びにデータ提出加算、区分番号 B005-3に掲げる地域連携診療計 画退院時指導料(Ⅰ)、区分番号J038 に掲げる人工腎臓並びに除外薬 剤・注射薬の費用を除く。)は、回 復期リハビリテーション病棟入院 料に含まれるものとする。

別に厚生労働大臣が定めるもの
入院中の患者に対する、心大血管疾患リハビリテーション料、脳血管疾患等
リハビリテーション料、運動器リハビリテーション料、呼吸器リハビリテーシ
ョン料又は廃用症候群リハビリテーション料であって1日につき6単位を超
えるもの(告示別表第9の3に規定する「脳血管疾患等の患者のうちで発症後
60 日以内のもの」を除く。)の費用(当該保険医療機関における回復期リハビ
リテーション病棟におけるリハビリテーションの提供実績が一定の水準以上
であるとともに、効果に係る実績が一定の水準を下回る場合に限る。)
[算定要件]
(1) 保険医療機関における回復期リハビリテーション病棟におけるリハビリ
テーションの提供実績が一定の水準以上であるとは、過去6か月間に当該
保険医療機関で回復期リハビリテーション病棟入院料を算定する患者に提
供された疾患別リハビリテーションの1日平均実施単位数が6単位以上で
あることをいう。ただし、過去6か月間に回復期リハビリテーション病棟
入院料を算定した患者が 10 人未満の場合を除く。
(2) 効果に係る実績が一定の水準を下回るとは、過去6か月間に当該保険医
療機関の回復期リハビリテーション病棟から退棟した全ての患者(計算対
象から除外される患者を除く。)についての、①の総和を②の総和で除した
ものが 27 未満である状態をいう。
① 退棟時の FIM 得点(運動項目)から入棟時 FIM 得点(運動項目)を控除したもの
② 各患者の入棟から退棟までの日数を、当該患者の入棟時の状態に応じ
た算定上限日数で除したもの
(3) 在棟中に一度も回復期リハビリテーション病棟入院料を算定しなかった
患者及び在棟中に死亡した患者は、(2)の算出から除外する。また、入棟日
において次に該当する患者については、毎月の入棟患者数の 100 分の 30
を超えない範囲で、(2)の算出から除外できる。
① FIM 運動項目得点が 20 点以下のもの
② FIM 運動項目得点が 76 点以上のもの
③ FIM 認知項目得点が 25 点未満のもの
④ 年齢が 80 歳以上のもの
(4) 高次脳機能障害の患者が過去6か月の入院患者の 40%を超える保険医
療機関においては、高次脳機能障害の患者を(2)の算出から全て除外するこ
とができる。この場合、(3)については、「毎月の入棟患者数の 100 分の
30」を、「毎月の入棟患者数のうち高次脳機能障害の患者を除いた患者数の
100 分の 30」と読み替えるものとする。
(5) 在棟中に FIM 得点(運動項目)が1週間で 10 点以上低下した患者につい
ては、(2)の算出において、当該低下の直前の時点をもって退棟したものと
みなして扱ってよい。
[経過措置]
平成 28 年4月1日以降の入院患者について、平成 29 年1月1日から実施
する。
2.1.により回復期リハビリテーション病棟入院料に包括される疾患別
リハビリテーションの実施単位数を、リハビリテーション充実加算等の
施設基準において用いる疾患別リハビリテーションの総単位数に含まな
いこととする。