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miumikumiu's blog

大学病院院内SEの覚書やら日々雑記、診療報酬解釈等々

摂食機能療法の対象の明確化等

【Ⅱ-3(患者の視点等/リハビリテーションの推進)-⑫】
摂食機能療法の対象の明確化等
骨子【Ⅱ-3(12)】
第1 基本的な考え方
摂食機能に対するリハビリテーションを推進する観点から、摂食機能
療法の対象となる患者の範囲を拡大し、経口摂取回復促進加算の要件を
緩和する。
第2 具体的な内容
1.原因にかかわらず、内視鏡下嚥下機能検査、嚥下造影によって他覚的
に存在が確認できる嚥下機能の低下であって、医学的に摂食機能療法の
有効性が期待できる患者を摂食機能療法の対象とする。

現 行改定案
 【摂食機能療法】
[算定要件]
摂食機能療法は、摂食機能障害を
有する患者に対して(中略)算定す
る。なお、摂食機能障害者とは、発
達遅滞、顎切除及び舌切除の手術又
は脳血管疾患等による後遺症によ
り摂食機能に障害があるものをい
う。
 【摂食機能療法】
[算定要件]
摂食機能療法は、摂食機能障害を
有する患者に対して(中略)算定す
る。なお、摂食機能障害者とは、発
達遅滞、顎切除及び舌切除の手術又
は脳血管疾患等による後遺症によ
り摂食機能に障害があるもの、及び
他に内視鏡下嚥下機能検査、嚥下造
影によって他覚的に嚥下機能の低
下が確認できる患者であって、医学
的に摂食機能療法の有効性が期待
できるものをいう。

2.経口摂取回復促進加算の施設基準について、現行より短期のアウトカ

ム基準を満たすことで届出できる区分を設ける。
(新) 経口摂取回復促進加算2 20 点
[施設基準]
(1) 当該保険医療機関において、摂食機能療法に専従の常勤言語聴覚士が1
名以上勤務していること。ただし、ADL 維持向上等体制加算、回復期リハビ
リテーション病棟入院料、地域包括ケア病棟入院料及び地域包括ケア入院
医療管理料を算定している病棟の配置従事者と兼任はできないが、摂食機
能療法を実施しない時間帯において、脳血管疾患等リハビリテーション
集団コミュニケーション療法、がん患者リハビリテーション、障害児(者)
リハビリテーション及び認知症患者リハビリテーションに従事することは
差し支えない。また、前月の摂食機能療法の実施回数が 30 回未満である場
合に限り、第7部リハビリテーション第1節の各項目のうち専従の常勤言
語聴覚士を求める別の項目について、兼任は可能である。
(2) 過去3月間に摂食機能療法を開始した入院患者(転院、退院した者を含
む)で、摂食機能療法の開始時に胃瘻を有し、胃瘻の造設後摂食機能療法
開始までの間又は摂食機能療法開始前1月以上の間経口摂取を行っていな
かったものの3割以上について、摂食機能療法を開始した日から起算して
3月以内に栄養方法が経口摂取のみである状態(内服薬又は水分を不定期
に経口摂取以外の方法で摂取する状態を含む。)へ回復させていること。
ただし、以下のものを除く。
① 摂食機能療法を開始した日から起算して3月以内に死亡した患者(栄
養方法が経口摂取のみの状態に回復した患者を除く。)
② 消化器疾患等の患者であって、減圧ドレナージ目的で胃瘻造設を行っ
た患者
③ 炎症性腸疾患の患者であって、成分栄養剤の経路として胃瘻造設が必
要であった患者
④ 食道、胃噴門部の狭窄、食道穿孔等の食道や胃噴門部の疾患によって
胃瘻造設が必要であった患者
(3) リハビリテーションに関する記録(医師の指示、実施時間、訓練内容、
担当者等)は患者ごとに一元的に保管され、常に医療従事者により閲覧が

可能であること。
(4) 摂食機能療法を開始した入院患者(転院、退院した者を含む)について、
氏名、胃瘻造設・紹介等の日時、経口摂取への回復の状態等を一元的に記
録しており、常に医療従事者により閲覧が可能であること。また、当該患
者の記録については、摂食機能療法の開始日から起算して、少なくとも5
年間は保管していること。なお、「経口摂取への回復の状態」は、摂食機能
療法を開始した日から起算して3月後の状態又は栄養方法が経口摂取のみ
である状態に回復した年月日について、患者ごとに記録してあれば足りる
ものとする。
(5) (2)で算出した割合を毎年地方厚生(支)局長に報告していること。