miumikumiu's blog

大学病院院内SEの覚書やら日々雑記、診療報酬解釈等々

向精神薬の適切な処方の促進

【Ⅲ-3(重点的な対応が求められる分野/精神医療の推進)-⑧】
向精神薬の適切な処方の促進
骨子【Ⅲ-3(7)】
第1 基本的な考え方
抗精神病薬等の適切な処方を促す観点から、多剤・大量処方が行われ
ている患者に対する診療報酬上の評価を見直す。
第2 具体的な内容
1.向精神薬を多種類処方した場合の処方料、処方せん料、薬剤料の減算
について、減算対象となる基準を引き下げる。

現 行改定案

 【処方料】
3種類以上の抗不安薬、3種類以
上の睡眠薬、4種類以上の抗うつ薬
又は4種類以上の抗精神病薬の投
薬(臨時の投薬等のものを除く。)
を行った場合
20 点
[算定要件]
「臨時の投薬等のもの」とは以下
のいずれかを満たすことをいう。
① 他院で多剤投与を受けていた
患者を引き継いだ場合

② 薬剤を切り替える場合
③ 臨時に投薬する場合
④ 精神科の診療に係る経験を十
分に有する医師が患者の病状等
によりやむを得ず投与を行う必
要があると認めた場合

【薬剤料】
1処方につき3種類以上の抗不
安薬、3種類以上の睡眠薬、4種類
以上の抗うつ薬又は4種類以上の
抗精神病薬の投薬(臨時の投薬等の
ものを除く。)を行った場合には、
所定点数の 100 分の 80 に相当する
点数により算定する。
[算定要件]
(「臨時の投薬等のもの」の内容
は処方料のものと同様。)

【処方せん料】

3種類以上の抗不安薬、3種類以
上の睡眠薬、4種類以上の抗うつ薬
又は4種類以上の抗精神病薬の投
薬(臨時の投薬等のものを除く。)
を行った場合
30 点
[算定要件]
(「臨時の投薬等のもの」の内容
は処方料のものと同様。)

2.医学的管理が不十分なまま抗精神病薬又は抗うつ薬が多種類又は大量
に処方された可能性が高い患者について、通院・在宅精神療法等の評価
を引き下げる。]

【通院・在宅精神療法】
【精神科継続外来支援・指導料】
[算定要件]
(新設)
(新設)

【精神科継続外来支援・指導料】
[算定要件]
当該患者に対して、1回の処方に
おいて、3種類以上の抗不安薬、3
種類以上の睡眠薬、4種類以上の抗
うつ薬又は4種類以上の抗精神病
薬を投与した場合(臨時の投薬等を
除く。)には、算定しない。

 

 【処方料】
3種類以上の抗不安薬、3種類以
上の睡眠薬、3種類以上の抗うつ薬
又は3種類以上の抗精神病薬の投
薬(臨時の投薬等のもの及び3種類
抗うつ薬又は3種類の抗精神病
薬を患者の病状等によりやむを得
ず投与するものを除く。)を行った
場合
20 点
[算定要件]
「臨時の投薬等のもの」とは以下
のいずれかを満たすことをいう。
① 他院で多剤投与を受けていた
患者を引き継いだ場合

② 薬剤を切り替える場合
③ 臨時に投薬する場合
(削除)
「患者の病状等によりやむを得
ず投与するもの」とは、精神科の診
療に係る経験を十分に有する医師
が患者の病状等によりやむを得ず
投与を行う必要があると認めたも
のをいう。

【薬剤料】
1処方につき3種類以上の抗不
安薬、3種類以上の睡眠薬、3種類
以上の抗うつ薬又は3種類以上の
抗精神病薬の投薬(臨時の投薬等の
もの及び3種類の抗うつ薬又は3
種類の抗精神病薬を患者の病状等
によりやむを得ず投与するものを
除く。)を行った場合には、所定点
数(抗不安薬睡眠薬抗うつ薬
抗精神病薬に限る。)の 100 分の
80 に相当する点数により算定する。
[算定要件]
(「臨時の投薬等のもの」及び「患
者の病状等によりやむを得ず投与
するもの」の内容は処方料のものと
同様。)

【処方せん料】

3種類以上の抗不安薬、3種類以
上の睡眠薬、3種類以上の抗うつ薬
又は3種類以上の抗精神病薬の投
薬(臨時の投薬等のもの及び3種類
抗うつ薬又は3種類の抗精神病
薬を患者の病状等によりやむを得
ず投与する場合を除く。)を行った
場合
30 点
[算定要件]
(「臨時の投薬等のもの」及び「患
者の病状等によりやむを得ないも
の」の内容は処方料のものと同様。)

【通院・在宅精神療法】
【精神科継続外来支援・指導料】
[算定要件]
当該患者に対して、1回の処方に
おいて、抗精神病薬が3種類以上又
抗うつ薬が3種類以上処方され
ている場合は、別に厚生労働大臣
定める場合を除き、所定点数の 100
分の50に相当する点数により算定
する。
[別に厚生労働大臣が定める場合]

①~③の全てを満たすこと。
① 当該保険医療機関において、3
種類以上の抗うつ薬及び3種類
以上の抗精神病薬の投与の頻度
が一定以下であること。
② 当該患者に対し、適切な説明や
医学管理が行われていること。
③ 当該処方が臨時の投薬等のも
の又は患者の病状等によりやむ
を得ず投与するものであること。
【精神科継続外来支援・指導料】
[算定要件]
当該患者に対して、1回の処方に
おいて、3種類以上の抗不安薬、3
種類以上の睡眠薬、3種類以上の抗
うつ薬又は3種類以上の抗精神病
薬を投与した場合(臨時の投薬等及
び3種類の抗うつ薬又は3種類の
抗精神病薬を患者の病状等により
やむを得ず投与するものを除く。)
には、算定しない。

 

3.向精神薬多剤投与に係る報告書について、提出頻度を引き上げ、その
報告範囲を各年6月のみから通年に拡大する。

現 行改定案

 【処方料】
[算定要件]
向精神薬多剤投与を行った保険
医療機関は、年に1回、向精神薬
剤投与の状況を地方厚生(支)局に

報告する。
[別紙様式 40]
6月に受診した患者に対して、向
精神薬多剤投与を行った保険医療
機関のみ提出すること

 【処方料】
[算定要件]
向精神薬多剤投与を行った保険
医療機関は、3月に1回、向精神薬
多剤投与の状況を地方厚生(支)局

に報告する。
[別紙様式 40]
直近3か月に受診した患者に対
して、向精神薬多剤投与を行った保
険医療機関のみ提出すること