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大学病院院内SEの覚書やら日々雑記、診療報酬解釈等々

口腔疾患の重症化予防・口腔機能低下への対応、 生活の質に配慮した歯科医療の充実

【Ⅲ-6(重点的な対応が求められる分野/歯科医療の推進)-①】
口腔疾患の重症化予防・口腔機能低下への対応、
生活の質に配慮した歯科医療の充実
骨子【Ⅲ-6】
第1 基本的な考え方
歯科医療の充実を図る観点から、口腔疾患の重症化予防・口腔機能低
下への対応、生活の質に配慮した歯科医療の充実、歯科固有の技術につ
いて評価を行う。
第2 具体的な内容
1.全身的な疾患を有する患者に対する歯科医療の充実を図る観点から、
以下の対応を行う。
(1) 初再診時における歯科外来診療環境体制加算の評価の見直しを行う。

現 行改定案
 【歯科外来診療環境体制加算(初診料
の加算)】
26 点
【歯科外来診療環境体制加算(再診料
の加算】
4 点
 【歯科外来診療環境体制加算(初診料
の加算)】
25 点
【歯科外来診療環境体制加算(再診料
の加算】
5 点

(2) 全身的な疾患を有する患者の歯科治療を行う際に、治療内容等の必
要に応じてバイタルサインのモニタリングを行った場合を評価する。
※ 現行の歯科治療総合医療管理料を、歯科治療総合医療管理料(Ⅰ)として、新
たに歯科治療総合医療管理料(Ⅱ)を新設

(新) 歯科治療総合医療管理料(Ⅱ) 45 点(1日につき)
[算定要件]
① 施設基準に適合した保険医療機関において、全身的な管理が必要な患者
に対し、第8部処置(区分番号 I009 から O009-4、区分番号 I010 及び I011-3
に掲げるものを除く。)、第9部手術又は第 12 部歯冠修復及び欠損補綴(区
分番号 M001 から区分番号 M003 までに掲げるものに限り、全身麻酔下で行
うものを除く。)を行うに当たって、必要な医療管理を行った場合に算定す
る。
② 医科点数表の呼吸心拍監視、新生児心拍・呼吸監視、カルジオスコープ
(ハートスコープ)、カルジオタコスコープを算定した日は、当該管理料は
算定できない。
③ 周術期口腔機能管理料(Ⅰ)、周術期口腔機能管理料(Ⅱ)、周術期口腔機
能管理料(Ⅲ)、歯科治療総合医療管理料(Ⅰ)を算定した月は算定できない。
[施設基準]
現行の歯科治療総合医療管理料と同じ

現 行改定案

 【歯科治療総合医療管理料】
[名称]
[算定要件]
施設基準に適合した保険医療機
関において、全身的な管理が必要な
患者に対し、第8部処置(区分番号
I009からI009-4、区分番号I010及び
I011-3に掲げるものを除く。)、第9
部手術又は第12部歯冠修復及び欠損
補綴(区分番号M001から区分番号
M002までに掲げるものに限り、全身
麻酔下で行うものを除く。)を行うに

当たって、必要な医療管理を行った
場合に算定する。
【在宅患者歯科治療総合医療管理料】
[名称]
(新設)

 【歯科治療総合医療管理料(Ⅰ)】
(名称変更)
[算定要件]
施設基準に適合した保険医療機
関において、全身的な管理が必要
な患者に対し、第8部処置(区分
番号I009からI009-4、区分番号
I010及びI011-3に掲げるものを除
く。)、第9部手術又は第12部歯冠
修復及び欠損補綴(区分番号M001
から区分番号M003までに掲げるも
のに限り、全身麻酔下で行うもの

を除く。)を行うに当たって、必要
な医療管理を行った場合に算定す
る。
【在宅患者歯科治療総合医療管理料
(Ⅰ)】(名称変更)
【在宅患者歯科治療総合医療管理料
(Ⅱ)(1日につき)】
45点(新)
施設基準に適合した保険医療機
関において、全身的な管理が必要
な患者に対し、第8部処置(区分
番号I009からI009-4、区分番号
I010及びI011-3に掲げるものを除
く。)、第9部手術又は第12部歯冠
修復及び欠損補綴(区分番号M001
から区分番号M003までに掲げるも
のに限り、全身麻酔下で行うもの
を除く。)を行うに当たって、心拍
等の監視を行い、必要な医療管理
を行った場合に算定する。
医科点数表の呼吸心拍監視、新
生児心拍・呼吸監視、カルジオス
コープ(ハートスコープ)、カルジ
オタコスコープを算定した日は、
当該管理料は算定できない。
在宅患者歯科治療総合医療管理
料(Ⅱ)を算定した月において、周
術期口腔機能管理料(Ⅰ)、周術期
口腔機能管理料(Ⅱ)、周術期口腔
機能管理料(Ⅲ)又は在宅歯科治療

総合医療管理料(Ⅰ)を算定した月
は、別に算定できない。
[施設基準]
現行の在宅患者歯科治療総合医
療管理料と同じ。

(3) 糖尿病を有する患者の歯周病治療において、歯周組織の炎症の改善
を図り、歯周基本治療をより効果的に行う観点から、歯周基本治療に
先行して局所抗菌剤の投与が可能となるように歯周疾患処置の算定要
件の見直しを行う。

現 行改定案
 【歯周疾患処置】
[算定要件]
(新設)
 【歯周疾患処置】
[算定要件]
糖尿病を有する患者であって、
歯周ポケットが4ミリメートル以
上の歯周病を有するものに対し
て、歯周基本治療に先行して計画
的に特定薬剤の注入を行った場合
は、本区分により算定する。ただ
し、医科の保険医療機関又は医科
歯科併設の医療機関の医師からの
診療情報提供(診療情報提供料の
様式に準じるもの)に基づく場合
に限る

2.口腔疾患の重症化を予防し、歯の喪失リスクを低減する観点から、以
下の対応を行う。
(1) エナメル質初期う蝕の積極的な再石灰化を促進し、う蝕の重症化を

予防する観点から、フッ化物歯面塗布処置の評価の見直しを行う。
また、う蝕多発傾向者、在宅等療養患者に対するフッ化物歯面塗布処
置について評価の拡充を行う。
(新) フッ化物歯面塗布処置
エナメル質初期う蝕に罹患している患者の場合 120 点(1口腔につき)
[算定要件]
歯科疾患管理料を算定したエナメル質初期う蝕に罹患している患者に対し
て、主治の歯科医師又はその指示を受けた歯科衛生士が、フッ化物歯面塗布
処置を行った場合に月1回を限度として算定する。ただし、2回目以降のフ
ッ化物歯面塗布処置の算定は、前回実施月の翌月の初日から起算して2月を
経過した日以降に行った場合に限り、月1回を限度として算定する。

現 行改定案
 【フッ化物歯面塗布処置(1口腔につ
き)】
1 う蝕多発傾向者の場合 80点
2 在宅等療養患者の場合 80点
 【フッ化物歯面塗布処置(1口腔につ
き)】
1 う蝕多発傾向者の場合
100点
2 在宅等療養患者の場合
100点

 

(2) 歯周病の重症化を予防する観点から、歯周基本治療等終了後の病状安定期にある患者に対する管理である歯周病安定期治療の算定要件の見直しを行う。​

現 行改定案

 【歯周病安定期治療】
[名称]
[算定要件]

歯周病安定期治療は、歯科疾患管
理料又は歯科疾患在宅療養管理料
を算定している患者であって、中等
度以上の歯周病を有するものに対
して、一連の歯周基本治療等の終了
後に、一時的に症状が安定した状態
にある患者に対し、歯周組織の状態
を維持し、治癒させることを目的と
してプラークコントロール、機械的
歯面清掃、スケーリング、スケーリ
ング・ルートプレーニング、咬合調
整等を主体とした治療を実施した
場合に1口腔につき月1回を限度
として算定する。なお、中等度以上
歯周病を有するものとは、骨吸収
が根の長さの3分の1以上であり、
歯周ポケットは4ミリメートル以
上を有するものをいう。中等度以上
歯周病を有するものとは、骨吸収
が根の長さの3分の1以上であり、
歯周ポケットは4ミリメートル以
上を有するものをいう。
歯周病安定期治療を開始した日
以降に歯周外科手術を実施した場
合は、所定点数の100分の30に相当
する点数により算定する。

 【歯周病安定期治療(Ⅰ)】
(名称変更)
[算定要件]

歯周病安定期治療は、歯科疾患
管理料又は歯科疾患在宅療養管理
料を算定している患者であって、
4ミリメートル以上の歯周ポケッ
トを有するものに対して、一連の
歯周基本治療等の終了後に、一時
的に症状が安定した状態にある患
者に対する処置等を評価したもの
をいう。なお、一時的に症状が安
定した状態とは、歯周基本治療等
の終了後の再評価のための検査結
果において、病変の進行が停止し
症状が安定していると考えられる
深い歯周ポケット又は歯の動揺が
認められる状態をいう。
歯周病安定期治療(Ⅰ)を開始し
た日以降に歯周外科手術を実施し
た場合は、所定点数の100分の50に
相当する点数により算定する。

3.各ライフステージの口腔機能の変化に着目して、以下の対応を行う。
(1) 舌接触補助床を装着した患者に対して、舌圧検査を実施した場合の
評価を新設する。

 

現 行改定案
 (新設)   【舌圧検査】 140点(新)
[算定要件]
舌接触補助床を算定した患者に
対して、舌圧測定を行った場合に
月2回を限度として算定する。

 

(2) 口唇口蓋裂患者に対するホッツ床等の口腔内装置の装着を行った患者に対して、当該装置に係る調整及び指導等を実施した場合の評価を行う。​

現 行改定案
 【歯科口腔リハビリテーション料1
(1口腔につき)】
1 有床義歯の場合
イ ロ以外の場合 100点
ロ 困難な場合 120点
2 舌接触補助床の場合 190点
(新設)
 【歯科口腔リハビリテーション料1
(1口腔につき)】
1 有床義歯の場合
イ ロ以外の場合 100点
ロ 困難な場合 120点
2 舌接触補助床の場合 190点
3 その他の場合 185点(新)
[算定要件]
口蓋補綴、顎補綴により算定し
た装置を装着している患者に対し
て、月4回を限度として算定する。

4.歯科固有の技術の評価について、以下の対応を行う。
(1) 4根管又は樋状根に対して、マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)
及び歯科用3次元エックス線断層撮影を用いて歯の根管の数や形態を
正確に把握した上で根管治療を実施した場合の評価を行うとともに、
加圧根管充填の評価の拡充を行う。

現 行改定案
 【加圧根管充填処置(1歯につき)】
単根管 130点
2根管 156点
3根管以上 190点
[算定要件]
(新設)
 【加圧根管充填処置(1歯につき)】
単根管 136点
2根管 164点
3根管以上 200点
[算定要件]
4根管又は樋状根に対して歯科
用3次元エックス線断層撮影装置
及び手術用顕微鏡を用いて根管治
療を行った場合は、400点を所定点
数に加算する。なお、歯科用3次
元エックス線断層撮影の費用は別
に算定できる。

 

(2) 歯科疾患管理料を含む医学管理等において、文書提供等の要件を見直し、文書提供を行った場合を評価する。​

現 行改定案

 【歯科疾患管理料】 110 点
[算定要件]
① 1回目の歯科疾患管理料は、継続
的な歯科疾患の管理が必要な患者
に対し、患者又はその家族の同意を
得て管理計画書を作成し、その内容
について説明を行い、管理計画書を
提供した場合に、初診日の属する月
から起算して2月以内1回を限度
として、算定する。
② 2回目以降の歯科疾患管理料は、
1回目の歯科疾患管理料を算定し
た患者に対して提供した管理計画

書に基づく継続的な管理を行って
いる場合であって、歯科疾患の管理
及び療養上必要な指導について、継
続管理計画書を作成し、その内容に
ついて説明を行い、当該管理計画書
を提供したときに、1回目の歯科疾
患管理料を算定した日の属する月
の翌月以降月1回を限度として算
定する。
③ 周術期口腔機能管理料(Ⅰ)、周術
期口腔機能管理料(Ⅱ)又は周術期
口腔機能管理料(Ⅲ)を算定した患
者に対して、周術期口腔機能管理の
終了後に療養上の必要があって歯
科疾患の継続的な管理を行う場合
は、歯科疾患管理料は注1及び注2
の規定にかかわらず、周術期口腔機
能管理料(Ⅰ)、周術期口腔機能管理
料(Ⅱ)又は周術期口腔機能管理料
(Ⅲ)を算定した日の属する月の翌
月以降から算定する。

④ 管理計画書に基づく治療終了日
から起算して2月を経過するまで
の間、初診料は算定できない。
(新設)

【歯科疾患在宅療養管理料】
1 在宅療養支援歯科診療所の場合
140点
2 1以外の場合
130点
[算定要件]
① 当該保険医療機関の歯科医師が、
歯科訪問診療料を算定した患者で
あって継続的な歯科疾患の管理が
必要なものに対して、当該患者等又
はその家族の同意を得て、当該患者
の歯科疾患の状況等を踏まえて作
成した管理計画書を提供した場合
に、月1回を限度として算定する。
② 在宅療養支援歯科診療所の歯科
医師が、当該患者の口腔機能の評価
を行い、当該評価結果を踏まえて管
理計画書を作成し、当該患者又はそ
の家族に対して文書により提供し
た場合は、口腔機能管理加算とし
て、月1回を限度として50点を所定
点数に加算する。
(新設)

(新設)

 【歯科疾患管理料】 100 点
[算定要件]
① 1回目の歯科疾患管理料は、継続
的な歯科疾患の管理が必要な患者
に対し、患者又はその家族等(以下、
「患者等」という。)の同意を得て
管理計画を作成し、その内容につい
て説明を行った場合に、初診日の属
する月から起算して2月以内1回
を限度として、算定する。
② 2回目以降の歯科疾患管理料は、
1回目の歯科疾患管理料を算定し
た患者に対して、管理計画に基づく

継続的な管理を行っている場合で
あって、歯科疾患の管理及び療養上
必要な指導について、その内容につ
いて説明を行ったときに、1回目の
歯科疾患管理料を算定した日の属
する月の翌月以降月1回を限度と
して算定する。
③ 周術期口腔機能管理料(Ⅰ)、周術
期口腔機能管理料(Ⅱ)、周術期口腔
機能管理料(Ⅲ)、歯科特定疾患療養
管理料、歯科疾患在宅療養管理料、
在宅患者訪問口腔リハビリテーシ
ョン指導管理料及び歯科矯正管理
料を算定した患者に対して、当該管
理の終了後に療養上の必要があっ
て歯科疾患の継続的な管理を行う
場合は、歯科疾患管理料は注1及び
注2の規定にかかわらず、周術期口
腔機能管理料(Ⅰ)、周術期口腔機能
管理料(Ⅱ)、周術期口腔機能管理料
(Ⅲ)、歯科特定疾患療養管理料、歯
科疾患在宅療養管理料、在宅患者訪
問口腔リハビリテーション指導管
理料及び歯科矯正管理料を算定し
た日の属する月の翌月以降から算
定する。
④ 管理計画に基づく治療終了日か
ら起算して2月を経過するまでの
間、初診料は算定できない。
⑤ ①の規定による管理計画に基づ

き、当該患者等に対し、歯科疾患の
管理に係る内容を文書により提供
した場合は、10点を所定点数に加算
する。
【歯科疾患在宅療養管理料】
1 在宅療養支援歯科診療所の場合
240点
2 1以外の場合
180点
[算定要件]
① 当該保険医療機関の歯科医師が、
歯科訪問診療料を算定した患者で
あって継続的な歯科疾患の管理が
必要なものに対して、当該患者等の
同意を得て、当該患者の歯科疾患の
状況及び併せて実施した口腔機能
評価の結果等を踏まえて管理計画
を作成し、その内容について説明を
行った場合に、月1回を限度として
算定する。
(削除)
③ 2回目以降の歯科疾患在宅療養
管理料は、①の規定による管理計画
に基づく継続的な管理を行ってい

る場合であって、歯科疾患の管理及
び療養上必要な指導について、その
内容について説明を行ったときに、
1回目の歯科疾患在宅療養管理料
を算定した日の属する月の翌月以
降月1回を限度として算定する。
④ ①の規定による管理計画に基づ
き、当該患者等に対し、歯科疾患の
管理及び口腔機能に係る内容を文
書により提供した場合は10点を所
定点数に加算する。

 

(3) 抜歯手術について、抜歯部位に応じた評価となるように難抜歯の評価の見直しを行う。​

現 行改定案
 【抜歯手術(1歯につき)】
1 乳歯 130点
2 前歯 150点
3 臼歯 260点
4 難抜歯 470点
5 埋伏歯 1,050点
[算定要件]
4については、歯根肥大、骨の癒
着歯等に対する骨の開さく又は歯
根分離術を行った場合に限り算定
する。
 【抜歯手術(1歯につき)】
1 乳歯 130点
2 前歯 150点
3 臼歯 260点
(削除)
4 埋伏歯 1,050点
[算定要件]
2又は3については、歯根肥大、
骨の癒着歯等に対する骨の開さく
又は歯根分離術を行った場合に限
り、難抜歯加算として210点を所定
の点数に加算する。

 

(4) 補綴時診断料及び平行測定検査について、臨床の実態に即した評価となるように見直しを行う。​

現 行改定案
 【補綴時診断料(1口腔につき)】
100点
[算定要件]
同一患者につき、補綴時診断料を
算定すべき診断を2回以上行った
場合は、1回目の診断を行ったとき
に限り算定する。
【平行測定検査】
(新設)
 【補綴時診断料(1装置につき)】
1 補綴時診断(新製の場合)
90点(新)
2 補綴時診断(1以外の場合)
70点(新)
[算定要件]
1については、欠損補綴物を新
たに製作する場合に算定する。
2については、有床義歯修理又
は有床義歯内面適合法を実施した
場合に算定する。
保険医療材料料は、所定点数に
含まれる。
(削除)
【ブリッジ支台歯形成加算(歯冠形
成の加算)】
[算定要件]
生活歯歯冠形成の金属冠、失活
歯歯冠形成の金属冠、窩洞形成の
複雑なものについて、ブリッジの
支台歯として歯冠形成を行った場
合は、ブリッジ支台歯形成加算と
して1歯につき20点を所定点数に
加算する。

 

(5) 義歯新製から6ヶ月以内に実施する有床義歯内面適合法について、有床義歯修理の評価と整合性を図るとともに、軟質材料を用いた場合を評価する。​

現 行改定案
 【有床義歯内面適合法】
1 局部義歯(1床につき)
イ 1歯から4歯まで 210点
ロ 5歯から8歯まで 260点
ハ 9歯から11歯まで 360点
ニ 12歯から14歯まで 560点
2 総義歯(1顎につき) 770点
 【有床義歯内面適合法】
1 硬質材料を用いる場合(1床につ
き)
イ 局部義歯(1床につき)
(1) 1歯から4歯まで 210点
(2) 5歯から8歯まで 260点
(3) 9歯から11歯まで 360点
(4) 12歯から14歯まで 560点
ロ 総義歯(1顎につき) 770点
2 軟質材料を用いる場合(1床につ
き) 1,400点(新)
① 2については、下顎総義歯に限
る。
② 新たに製作した有床義歯を装
着した日から起算して6月以内
に当該有床義歯の有床義歯内面
適合法を行った場合は、所定点数
の100分の50に相当する点数によ
り算定する。

 

(6) 歯科用アマルガム等、歯科医療技術の進歩に伴い実施頻度が減少している技術や新たな材料の普及により使用頻度が減少している特定保険医療材料について、廃止を含めて見直しを行う。なお、現行のジャケット冠については、3 ヶ月間の経過措置を設けた上で廃止する。​

現 行改定案
 (特定保険医療材料)
【充填】
銀錫アマルガム
金属小釘
【バー】
屈曲バー
銀パラジウム合金(金12%以上)
イ パラタルバー
ロ リンガルバー
(技術)
【ジャケット冠】
 (特定保険医療材料)
【充填】
(削除)
(一部廃止)一般的名称の歯科用保持
ピンのみを廃止
【バー】
(削除)
(削除)
(技術)
(削除)

 

[経過措置]現行のジャケット冠については、平成 28 年6月 30 日までの間は、従前の例による。(7) その他、診断、口腔機能を維持・向上等に資する技術については、医療技術評価分科会等の検討や現場の実態を踏まえつつ、適切な評価を行うとともに、一部の項目について評価体系等を見直す。① 診断、歯の喪失リスクの低減等に資する技術​

現 行改定案

 【歯科画像診断管理加算2】
[算定要件]
写真診断(歯科用3次元エックス
線断層撮影に係るものに限る。)に
ついては、施設基準に適合した保険
医療機関において、画像診断を専ら

担当する常勤の歯科医師が画像診
断を行い、その結果を文書により報
告した場合は、歯科画像診断管理加
算2として、月1回を限度として
180点を所定点数に加算する。
【歯科衛生実地指導料】
訪問歯科衛生指導料を算定して
いる患者は算定できない。
【機械的歯面清掃処置】 60点
【歯髄保護処置】
歯髄温存療法 150点
直接歯髄保護処置 120点
【抜髄】
単根管 228点
2根管 418点
3根管以上 588点
歯髄温存療法を行った日から起
算して3月以内に当該処置を行う
場合は、その区分に従い、78点、268
点又は438点を算定する。
直接歯髄保護処置を行った日か
ら起算して1月以内に当該処置を
行う場合は、その区分に従い、108
点、298点又は468点を算定する。

【根管貼薬処置】
単根管 26点
2根管 30点
3根管以上 40点
【乳幼児う蝕薬物塗布処置】
[名称]
3歯まで 40点
4歯以上 50点
【知覚過敏処置】
3歯まで 40点
4歯以上 50点
【初期う蝕早期充填処置】 124点
【暫間固定】
[算定要件]
手術を行った歯の本数等、算定要
件が必ずしも明確ではない場合が
ある。

 【歯科画像診断管理加算2】
[算定要件]
写真診断(歯科用3次元エック
ス線断層撮影に係るものに限る。)
又は医科点数表のコンピュータ断
層診断の例によることと像診断については、施設基準に適
合した保険医療機関において画像
診断を専ら担当する常勤の歯科医
師が、画像診断を行い、その結果
を文書により報告した場合は、歯
科画像診断管理加算2として、月
1回を限度として180点を所定点
数に加算する。
【歯科衛生実地指導料】
訪問歯科衛生指導料を算定して
いる月は算定できない。
【機械的歯面清掃処置】 68点
【歯髄保護処置】
歯髄温存療法 188点
直接歯髄保護処置 150点
【抜髄】
単根管 228点
2根管 418点
3根管以上 588点
歯髄温存療法を行った日から起
算して3月以内に当該処置を行う
場合は、その区分に従い、40点、
230点又は400点を算定する。
直接歯髄保護処置を行った日
から起算して1月以内に当該処置
を行う場合は、その区分に従い、
78点、268点又は438点を算定する。された画

【根管貼薬処置】
単根管 28点
2根管 34点
3根管以上 46点
【う蝕薬物塗布処置】
(名称変更)
3歯まで 46点
4歯以上 56点
【知覚過敏処置】
3歯まで 46点
4歯以上 56点
【初期う蝕早期充填処置】 134点
【暫間固定】
[算定要件]
手術歯数、術前・術中・術後に
分けて算定要件を明確化する。

 術前術中術後1 回目術後2 回目以 降
 手術歯 数4歯 未満  簡単な もの ※1  手術に 含まれ る  簡単な もの ※2  簡単な もの ※3
 手術歯 数4歯 以上  簡単な もの ※1  困難な もの  困難な もの ※2  困難な もの ※4

※1 歯周外科手術の術前に行った
場合は、固定した歯数にかかわらず

「簡単なもの」により1回に限り算
定できる。
※2 歯周外科手術を行った後に、必
要があって暫間固定を行う場合(術
後1回目の暫間固定)、術前又は術
中における暫間固定の有無にかか
わらず、歯周外科手術を行った歯数
が4歯未満である場合は「簡単なも
の」により算定し、歯周外科手術を
行った歯数が4歯以上である場合
は「困難なもの」により算定する。
※3 術後に暫間固定を行ったにも
かかわらず、6月を経過した後に再
度必要があって暫間固定を行う場
合(術後2回目以降の暫間固定)、
歯周外科手術を行った歯数が4歯
未満の場合は「簡単なもの」により
1回に限り算定できる。また、同日
又は他日にかかわらず1顎に2箇
所以上行っても1回の算定とする。
※4 術後に暫間固定を行ったにも
かかわらず、6月を経過した後に再
度必要があって暫間固定を行う場
合(術後2回目以降の暫間固定)、
歯周外科手術を行った歯数が4歯
以上の場合は「困難なもの」により
算定する。なお、術後に暫間固定を
行った日から起算して6月を経過
した後に、必要があって行う場合
は、1顎につき6月に1回に限り算
定する。

 

② 補綴治療等、口腔機能の回復等に資する技術  

現 行改定案

 【硬質レジンジャケット冠、CAD/
CAM冠】
[算定要件]
(新設)
【装着】
CAD/CAM冠を装着した場
合は、所定点数に相当する点数を
所定点数に加算する。
【歯科技工加算】
[算定要件]
(新設)

施設基準に適合した保険医療機
関において、患者の求めに応じて、
破損した有床義歯を預かった日か
ら起算して2日以内に修理を行い、
当該義歯を装着した場合は、歯科技
工加算として、1床につき24点を所
定点数に加算する。

【支台築造印象(1歯につき)】
26点
【硬質レジンジャケット冠(1歯につ
き)】
750点
【乳歯金属冠(1歯につき)】200点
[名称]
【有床義歯】
1 局部義歯(1床につき)
イ 1歯から4歯まで 570点
ロ 5歯から8歯まで 700点
ハ 9歯から11歯まで 930点
ニ 12歯から14歯まで 1,350点
2 総義歯(1顎につき)
2,110点
【熱可塑性樹脂有床義歯】
1 局部義歯(1床につき)
イ 1歯から4歯まで 670点

ロ 5歯から8歯まで 900点
ハ 9歯から11歯まで 1,120点
ニ 12歯から14歯まで 1,750点
2 総義歯(1顎につき)
2,780点
【鋳造鉤】
双子鉤 234点
二腕鉤 216点
【線鉤】
双子鉤 200点
二腕鉤(レストつき) 140点
レストのないもの 120点
【コンビネーション鉤】 220点
【バー】
鋳造バー 438点
屈曲バー 248点

【補綴隙】 40点
【有床義歯修理】 228点

 【硬質レジンジャケット冠、CAD
/CAM冠】
[算定要件]
適応を小臼歯だけでなく、大臼歯
へ拡大するが、大臼歯については、
歯科用金属を原因とする金属アレ
ルギーを有する患者に限り算定で
きる。ただし、医科の保険医療機関
又は医科歯科併設の医療機関の医
師との連携の上で、診療情報提供
(診療情報提供料の様式に準じる
もの)に基づく場合に限る。
【装着】
CAD/CAM冠を装着する際
に、歯質に対する接着性を向上させ
ることを目的に内面処理を行った
場合は、所定点数の100分の100に相
当する点数を所定点数に加算する。
【歯科技工加算】
[算定要件]
施設基準に適合した保険医療機
関において、患者の求めに応じて、
破損した有床義歯を預かった当日
に修理を行い、当該義歯を装着し
た場合は、歯科技工加算1として、
1床につき50点を所定点数に加算
する。

施設基準に適合した保険医療機
関において、患者の求めに応じて、
破損した有床義歯を預かって修理
を行い、預かった日の翌日に当該
義歯を装着した場合は、歯科技工
加算2として、1床につき30点を
所定点数に加算する。
【支台築造印象(1歯につき)】
30点
【硬質レジンジャケット冠(1歯に
つき)】
768点
【乳歯冠(1歯につき)】
(名称変更)
1 乳歯金属冠の場合 200点
2 1以外の場合 390点
【有床義歯】
1 局部義歯(1床につき)
イ 1歯から4歯まで 576点
ロ 5歯から8歯まで 708点
ハ 9歯から11歯まで 940点
ニ 12歯から14歯まで 1,364点
2 総義歯(1顎につき)
2,132点
【熱可塑性樹脂有床義歯】
1 局部義歯(1床につき)
イ 1歯から4歯まで 662点

ロ 5歯から8歯まで 890点
ハ 9歯から11歯まで 1,108点
ニ 12歯から14歯まで 1,732点
2 総義歯(1顎につき)
2,752点
【鋳造鉤】
双子鉤 240点
二腕鉤 222点
【線鉤】
双子鉤 206点
二腕鉤(レストつき) 146点
レストのないもの 126点
【コンビネーション鉤】 226点
【バー】
鋳造バー 444点
屈曲バー 254点

【補綴隙】 50点
【有床義歯修理】 234点

 

③ その他、口腔機能の回復等に資する処置や手術に関する技術​

現 行改定案

 【歯周外科手術】
1 歯周ポケット掻爬術 80点
2 新付着手術 160点

3 歯肉切除手術 320点
4 歯肉剥離掻爬手術 630点
5 歯周組織再生誘導手術
イ 1次手術(吸収性又は非吸収性
膜の固定を伴うもの) 840点
ロ 2次手術(非吸収性膜の除去)
380点
(新設)
【歯肉歯槽粘膜形成手術】
1 歯肉弁根尖側移動術 600点
2 歯肉弁歯冠側移動術 600点
3 歯肉弁側方移動術 770点
4 遊離歯肉移植術 770点
5 口腔前庭拡張術 2,820点
【上顎結節形成術】
上顎結節形成術 3,000点
(新設)
【神経再生誘導術】 12,640点
【甲状舌管?胞摘出術】 8,520点
(医科準用)

(新設)

(新設)

 【歯周外科手術】
1 歯周ポケット掻爬術 80点
2 新付着手術 160点

3 歯肉切除手術 320点
4 歯肉剥離掻爬手術 630点
5 歯周組織再生誘導手術
イ 1次手術(吸収性又は非吸収性
膜の固定を伴うもの) 840点
ロ 2次手術(非吸収性膜の除去)
380点
6 歯肉歯槽粘膜形成手術
イ 歯肉弁根尖側移動術 600点
ロ 歯肉弁歯冠側移動術 600点
ハ 歯肉弁側方移動術 770点
ニ 遊離歯肉移植術 770点
ホ 口腔前庭拡張術 2,820点
(削除)
【上顎結節形成術】
上顎結節形成術
1 簡単なもの 2,000点(新)
2 困難なもの 3,000点
【神経再生誘導術】 12,640点
【甲状舌管?胞摘出術】 8,520点
※これらは医科点数表の技術を準用し
ていたが、歯科点数表に新設

【直線加速器による放射線治療(一連
につき)】
1 定位放射線治療の場合
63,000点(新)
2 1以外の場合 8,000点(新)
【血液照射】 110点(新)