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miumikumiu's blog

大学病院院内SEの覚書やら日々雑記、診療報酬解釈等々

新規医療技術の保険導入等(歯科)

【Ⅲ-8(重点的な対応が求められる分野/イノベーションの適切な評価)-⑦】

新規医療技術の保険導入等(歯科)

骨子【Ⅲ-8(8)】

第1基本的な考え方

医療の高度化等に対応する観点から、診療報酬調査専門組織の医療技術評価分科会における検討結果を踏まえ、新規技術の保険導入等を行う。

第2具体的な内容

1.レジン前装金属冠の小臼歯への適応範囲の拡大(ブリッジの支台歯に限る)

(新)レジン前装金属冠小臼歯1,174点

(ブリッジの支台歯となる第一小臼歯に限る)

[算定要件]

レジン前装金属冠とは、全部鋳造方式で製作された歯冠修復物の唇面を硬質レジンで前装したものをいい、臼歯部においてはブリッジの支台歯となる第一小臼歯に限り認められる。

※現行では前歯部に限定

現 行改定案
 

【歯冠形成】

生活歯歯冠形成金属冠306点

失活歯歯冠形成金属冠166点

(新設)

 

【歯冠形成】

生活歯歯冠形成金属冠306点

失活歯歯冠形成金属冠166点

臼歯のレジン前装金属冠のための歯冠形成は、生活歯の場合490点を、失活歯の場合470点を所定点数に加算する。

2.歯冠補綴物の色調採得に関する評価

(新)歯冠補綴時色調採得検査(1枚につき)10点

[算定要件]

レジン前装金属冠及び硬質レジンジャケット冠(前歯部に限る。)を製作する場合において、レジン前装部の色調を決定することを目的として、色調見本とともに当該歯冠補綴歯の口腔内写真を撮影した場合に、1装置につき1枚を限度として算定する。

3.ファイバーポスト導入に伴う技術

 

現 行改定案
 

【支台築造(1歯につき)】

メタルコア

イ大臼歯176点

ロ小臼歯及び前歯150点

2その他126点

 

【支台築造(1歯につき)】

1間接法

メタルコア

(1)大臼歯176点

(2)小臼歯及び前歯150点

ロファイバーポストを用いた場合

(1)大臼歯176点(新)

(2)小臼歯及び前歯150点(新)

2直接法

イファイバーポストを用いた場合

(1)大臼歯154点(新)

(2)小臼歯及び前歯128点(新)

ロその他126点

4.広範囲顎骨支持型装置の適応範囲の拡大

現 行改定案
 

【広範囲顎骨支持型装置埋入手術】

[算定要件]

医科の保険医療機関(医科歯科併設の保険医療機関にあっては医科診療科)の主治の医師の診断に基づく外胚葉異形成症等の先天性疾患で、連続した3分の1顎程度以上の多数歯欠損又は顎堤形成不全であること。

【広範囲顎骨支持型補綴】

1ブリッジ形態のもの(3分の1顎につき)18,000点

2床義歯形態のもの(1顎につき)

13,000点

(新設)

 

【広範囲顎骨支持型装置埋入手術】

[算定要件]

①医科の保険医療機関(医科歯科併設の保険医療機関にあっては医科診療科)の主治の医師の診断に基づく唇顎口蓋裂等の先天性疾患であり、顎堤形成不全であること。

②医科の保険医療機関(医科歯科併設の保険医療機関にあっては医科診療科)の主治の医師の診断に基づく外胚葉異形成症等の先天性疾患であり、連続した3分の1顎程度以上の多数歯欠損であること。

【広範囲顎骨支持型補綴】

1ブリッジ形態のもの(3分の1顎につき)18,000点

2床義歯形態のもの(1顎につき)

13,000点

広範囲顎骨支持型装置埋入手術の実施範囲が3分の1顎未満である場合は、所定点数の100分の50に相当する点数により算定する。

5.診断、歯の喪失リスクの低減等に資する技術

現 行改定案
 

【混合歯列期歯周病検査】40点

 

【充填】

[算定要件]

前歯部5級窩洞、臼歯部歯質くさび状欠損又は歯の根面部のう蝕等に対する充填は、いずれも「イ単純なもの」により算定する。

 

【混合歯列期歯周病検査】

80点

【充填】

[算定要件]

前歯部5級窩洞、又は臼歯部歯質くさび状欠損等に対する充填は、いずれも「イ単純なもの」により算定する。なお、前歯部5級窩洞を除く歯の根面部のう蝕に対する充填は「ロ複雑なもの」により算定する。

6.補綴治療等、口腔機能の回復等に資する技術

現 行改定案
 

【口蓋補綴、顎補綴】

印象採得が困難なもの1,500点

印象採得が著しく困難なもの

4,000点

[算定要件]

口腔外科領域における悪性腫瘍摘出術の術後、ラジウム照射を行うため、その保持と防禦を兼ねた特別な装置を製作し装着した場合は、当該所定点数の各区分により算定する。

【床副子】

困難なもの1,500点

著しく困難なもの2,000点

【床副子調整】

睡眠時無呼吸症候群の治療法としての咬合床の場合120点

2咬合挙上副子の場合220点

(新設)

(新設)

 

【口蓋補綴、顎補綴】

印象採得が困難なもの1,500点

印象採得が著しく困難なもの

4,000点

[算定要件]

口腔外科領域における悪性腫瘍に対して、密封小線源治療を行う際に、小線源の保持又は周囲の正常組織の防御を目的とする特別な装置を製作し装着した場合は、当該所定点数の各区分により算定する。

【床副子】

困難なもの1,500点

著しく困難なもの2,000点

困難なものに、腫瘍等による顎骨切除後、手術創の保護等を目的

として製作するシーネ(オブチュレーター)を、著しく困難なものに、腫瘍等により顎骨切除を予定する患者に対する即時顎補綴装置を追加。

【床副子調整・修理】

1床副子調整

睡眠時無呼吸症候群の治療法としての咬合床の場合120点

ロイ以外の場合220点

2床副子修理234点(新)

1のロについては、咬合挙上副子又は術後即時顎義歯の調整を行った場合に算定する。

2については、同一の患者について1月以内に床副子修理を2回以上行った場合は、第1回の修理を行ったときに算定する。

7.その他、口腔機能の回復等に資する処置や手術に関する技術

現 行改定案
 

【顎関節授動術】

1徒手的授動術(パンピングを併用した場合)990点

(新設)

2顎関節鏡下授動術7,310点

3開放授動術22,820点

【上顎骨形成術】

単純な場合21,130点

(新設)

【口蓋隆起形成術、下顎隆起形成術】

[算定要件]

義歯の装着に際して著しい障害となるような症例に対して、口蓋隆起又は下顎隆起を切除、整形した場合に算定する。

【歯科矯正の適応症の拡大及び整理】

①クルーゾン症候群

②尖頭合指症

③先天性ミオパチー

筋ジストロフィー

⑤頭蓋骨癒合症

⑥6歯以上の非症候性部分性無歯症

⑦下垂体性小人症

⑧ポリエックス症候群(クラインフェルター症候群)

⑨ほか39疾患(略)

【保定装置(1装置につき)】

(新設)

【歯科矯正の床装置修理(1装置につき)】200点

(新設)

【歯科矯正診断料】

[算定要件]

歯科矯正診断料は、歯科矯正を開始したとき、動的処置を開始したとき、マルチブラケット法を開始したとき、保定を開始したとき及び顎切除等の手術を実施するときに、それぞれ1回を限度として算定する。

【顎口腔機能診断料】

[算定要件]

顎口腔機能診断料は、歯科矯正を開始したとき、動的処置を開始したとき、マルチブラケット法を開始したとき、顎離断等の手術を開始したとき及び保定を開始したときに、そ

れぞれ1回を限度として算定する。

 

 

【顎関節授動術】

1徒手的授動術

イパンピングを併用した場合

990点

ロ関節腔洗浄療法を併用した場合2,000点(新)

2顎関節鏡下授動術8,770点

3開放授動術25,100点

【上顎骨形成術】

単純な場合23,240点

上顎骨を複数に分割して移動させた場合に5,000点を所定の点数に加算する。

【口蓋隆起形成術、下顎隆起形成術】

[算定要件]

次の場合において、口蓋隆起又は下顎隆起を切除、整形した場合に算定する。なお、診療録に理由及び要点を記載すること。

イ義歯の装着に際して著しい障害となるような場合

ロ咀嚼又は発音の際に著しい障害となるような場合

【歯科矯正の適応症の拡大及び整理】

①(削除)

②(削除)

③先天性ミオパチー(先天性筋ジストロフィーを含む)

④(削除)

⑤頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群、尖頭合指症を含む)

⑥6歯以上の先天性部分(性)無歯症

⑦成長ホルモン分泌不全性低身長症

⑧(削除)

⑨リンパ管腫

⑩全前脳(胞)症

⑪クラインフェルター症候群

⑫偽性低アルドステロン症(ゴードン症候群)

⑬ソトス症候群

グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)

⑮ほか39疾患(略)

【保定装置(1装置につき)】

フィクスドリテーナー1,000点(新)

【歯科矯正の床装置修理(1装置につき)】234点

印象採得、咬合採得は所定点数に含まれる。

【歯科矯正診断料】

[算定要件]

歯科矯正診断料は、歯科矯正を開始するとき、動的処置を開始するとき、マルチブラケット法を開始するとき、保定を開始するとき及び顎切除等の手術を実施するときに、それぞれ1回を限度として算定する。

【顎口腔機能診断料】

[算定要件]

顎口腔機能診断料は、歯科矯正を開始するとき、動的処置を開始するとき、マルチブラケット法を開始するとき、顎離断等の手術を開始するとき及び保定を開始する

ときに、それぞれ1回を限度として算定する。